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Channel: 竹と生活
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古ヒゴによる縁巻

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気が向いた時にしか、情報発信していないため、しばらく休んでいました。竹は相変わらず、触っています。青物主義のため、古いヒゴを一時期、大量に捨てたこともありましたが、それでもまだ沢山残っているため5~6日前から、古ヒゴを加工して山仕事用の背負籠(高さ46cm、縁輪口径48cm×45cm、底経19cm×22cm)を作りました。胴巻きヒゴは今までも古いものを使用したことはありますが、縁巻用のヒゴは柔軟性が大事なため、常に新しい材料を使用していました。ところが、この考えは間違っていたようです。縁巻用のヒゴについても、今までの考え方を確認するために、敢えて古い材料をベースに水分を十分吸わせた上で縁巻用に加工して、使用してみました。その結果、作業途中切れたり、割れたりせずに問題なく巻けました。古ヒゴは質が劣化する、という固定観念があったようです。巻きヒゴ以外の立竹、底当て、並びに補強竹は切り出した直後の青竹です。なお、補強竹は縁輪に固定しておかないと、背負籠が揺れることにより、縁輪の上にずり上がっていく場合があるため、竹串で縁輪の直ぐ下の補強竹にドリルで穴を空け、補強竹と補強竹を竹串で止めています。この背負籠は、山仕事用に作って欲しい、と友人から依頼されて手がけたものですが、数年間、経過を見る必要があるようです。

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