Quantcast
Channel: 竹と生活
Viewing all articles
Browse latest Browse all 46

趣味と商い

$
0
0

Cimg0114Cimg0107Cimg0124

街を歩くと、女性の存在感が大きくなっていることを改めて実感します。昨日まで、竹工芸展が熊本県伝統工芸館で開催され、当番として2回、来客対応しました。やはり女性客が多かったです。展示数107点のうち、売れたのは65点でしたので、価格設定が高かった割には、予想以上に売れました。私の作品は7点中3点が売れましたが、農家などを対象とした大型の作品は残りました。購入された方の約7割は女性です。売れた作品は400円から一番高いのは8,000円でした。作品を見てから、購入決定までの様子をそれとなく観察しますと、大変参考になります。関心のある作品であれば、手に取ってまずしっかりとチェックされます。その後、価格が安いものは即決、高いものは類似作品との品定めです。全般的に、7寸(21cm)までの大きさのものが売れていますので、郡部からの来客が少なかったのかもしれません。価格が3,000円程度までであれば、衝動買いもできますが、それ以上になると、目的意識がない限り、売れないことが分かりました。趣味の作品を商いにも通用できるようにするためには、特に女性の好みや考えを理解することが不可欠のようです。作品の展示会は、そういった貴重な情報を得る場でもあります。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 46

Trending Articles